タイリクシュウダ

カテゴリー: 生体紹介 爬虫類

中国やベトナムの一部に生息するアジアを代表する大型ナミヘビで最大全長は約250㎝と言われています。

 

一般的にはメスのほうが大型とされています。

 

 

体色は主に黄色と黒色からなり、スズメバチのような警戒色が一段と目を引きます。

眼の上に配置された眼上板と呼ばれる鱗がやや外側にせり出すため、見る角度によっては何かをにらみつけているようにも見えます。

また、体側から背にかけての鱗は中央が凸型となり触れるとザラザラとした肌触りです、これはクサリヘビなど多くの毒蛇に見られる特徴でヘビのカッコよさを象徴する特徴でもあります。

非常に攻撃的にふるまう個体が多いのも特徴ですが、臆病さが故で日常的にハンドリングを行うと攻撃性は軽減されます。

 

大きさ、気の荒さ、鱗や顔つきなど我々が想像するかっこいいヘビを具現化したような存在です。